どうも。
今回は現在Pixivに連作で投降しているイラスト、
シリーズ「二つの街と千の想い(仮)」
の物語、舞台背景について、語ってみたいと思います。
(6月27日現在、以下のイラストから四枚を掲載しています↓)
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=929358
なお、この四枚以外でも、直接流れに関係あるわけではないんですが、
路地と谷間と高層遺跡↓
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=858203
小さな丘の大きな眺め↓
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=875596
など、いくつかの作品は、この世界と物語を直接イメージして描いています。
解説と重ねてご覧いただければ幸い。
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今よりもずっとずっと遠い未来。
地球が人類文明の中心の座を失ってから、さらに幾星霜を経た時代。
そこに住む人々は、もはや宇宙に出る技術さえ失っていましたが、いくつかの都市国家を形成し、過去の遺産を糧としつつ、日々を営んでいます。
舞台となるのは、そんな都市のうちのふたつ、東京市と北限市という街です。
(トップの絵の左が東京市、右が北限市のイメージです)
ふたつの街は、対立しながらもおおむね良好な関係を保ち続けてきたのですが、近年、発掘資源の利権を巡る対立が発生し、両者の関係は急速に悪化していました。
さまざまな交渉の努力も実らず、日を追うごとに緊迫感が高まってゆく一方でした。
そんなさなか、北限市でクーデターが勃発したのです…
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(その2に続きます…)
こんにちは。
今日は、うちのおトイレの壁をご紹介。
上は去年コミティアで購入した、落ち葉風カレンダー。
一枚ずつ結構な手間のかかった手作りで、付け根の止め具は鹿革だったりと、無駄にこだわっているところにほれ込んで購入。お値段少し張ったけど、今じゃトイレの良いお供。
下にちらりと写っているのはは先月デザインフェスタで購入したトイレットペーパーの補足解説。
宇宙の成り立ちについて壮大に説明されている。
補足がいるようなトイレットペーパーとはどのようなものかといいますと…
こんな感じ。
(解像度大き目のデータなので、クリックすると読めるくらいになります)
ざっと百億年の歴史がプリントされているんだそうな。
せっかくだからちゃんと読みたいんだけど、なかなか読む暇が無く、読むまでは使うのももったいないので、今のところ予備のペーパーばかり使ってたりします。
皆様もこれ系のトイレットペーパーで同じような思いをしたことありませんか?
それでは。
今回は、昔やっていた練習方法について掲示板で質問をされたので、それをネタにしてみようと思います。
モノを就職以前のものに絞り、これは役に立ったかな?と思えるものを画像つきで解説してみます。
(6~7年前の絵なので、お目汚しな部分はご容赦を。)
・その1 写真をベースにして、正確なパースをはめ込んで作画してみる
とりあえず、背景なんて何描いてよいのかわかりません!パースもいまいちです!というかたはここからはじめてみてはいかがでしょう。。
大体このような、パースのわかりやすい(この場合は2点透視)構図の写真を探します。
その写真に上から線を引き、消失点と水平線はきっちり決めて、多少写真とずれている部分もパースに当てはめて、正確になるよう注意しながら作業します。
なぞるのがやりにくい場合は、パースの線だけを別の紙にできるだけ写真のとおりになるように引き、それをベースに写真模写するような気持ちで描いていっても良いです。
この練習で得られるのは、パースの感覚とディテールのストック、対比の感覚、などです。
まだ何個かあるので、それはまたの機会に。
したらばまた。
人に会うので珍しく渋谷へと赴いた帰り道。駅の吹き抜けがなかなか凝っているらしいのと、家まで近くなりそうだったので、駅の見物ついでに乗ってみることに。
こんな路線↓
http://www.tokyometro.jp/fukutoshin/#/top
思っていたよりもこじんまりした感じ。でも面白い。
それでは。今週もぼちぼちがんばりましょう。
んばんは。。.
今回は仕上げに加えた効果について説明を。
その3でアップしたものと大きく変わったのは、
.左右のフレアー効果付加
.フォログラフの質感付加
.奥を一段暗くした
などの部分です。
フレアー効果は簡単なもので、新しくレイヤーを作り、彩度高めのオレンジと青で、画面はしから中央に向けて、直線のグラデーションを弱めにかけて、それをスクリーンで乗せると簡単にできます。
色味はベースのハイライトやシャドウの色味からごく微妙にずらしてあげると、適度に目立ってよいように感じました。
フォログラフの質感は、一度塗ってあった部分を切り取って上から重ねて、いろんなレイヤー効果を試して一番しっくり来るものを選び、三枚ほど重ねて合成しています。この辺は決まったやり方があるわけでなく、いろいろ試して気分で決めてゆきます。
奥の暗くなっているのも、その部分をコピーしてペーストし、それをレイヤー効果をソフトライトにして落とし込んでいます。
そのほか、同じような要領で細かいところのハイライトやシャドウなどを作りこんでいます。
なので、仕上げになると一気にレイヤー数が増加します。
とりあえずこんな感じで完成となります。
今回は実際に塗っていく段階の説明を。
使用ソフトはPhotoshop CS2です(といってもろくに機能も使っていませんが…)。
ここにいたるまで作業でのレイヤー分けは、おおむね線画だけにしたレイヤーと色のレイヤーだけになっています。
(線画の抽出方法がわからない方は、Photoshop 線画抽出でググってみてください)
(前段階のデータを間違って消してしまった…これしか残ってない…無念。)
前述のグレーぬり状態から、ここまでにいたる流れですが、
一、モードをグレースケールからRGBカラーに変更し、ブラシモードをカラーにして、色味を乗せてゆく。
↓
二、いろいろ色調補正などでいじりながら、光と影の色を決め込む。
↓
三、決めたら、その色幅内でがんがんどしどし描きこんでゆく。
といった感じです。
二についてですが、一度適当に二つの色を乗せてみて、ぐりぐり色調補正や色の置き換えでいじりながら、一番自分の感覚にしっくりくるものを選びます。感覚があてにならねぇ!とお嘆きのあなたは、お好きな人の絵を参考にぐりぐりしてください。
(一発で決まった!という場合は、まったく必要ない過程ではありますが…)
三は、一番普通の○ブラシの不透明度と流量を30~70%程度の間でいじりながら(質感は弱めに、輪郭は強めになどの使い分けとして)がしがし塗ります。
ハイライト、シャドウもこのノーマルブラシだけで塗ってゆきます。焼きこみ覆い焼きの使用はワンポイントのみ、最小限に抑えます(使いすぎるといかにも素人っぽいCGになりがちなので)
ふちのはみ出しなどは、指先ツールを90%前後の強さにして埋めてゆきます。ただ、指先も使いすぎると安っぽくなりがちなのでご注意を…
そうやってある程度仕上がってきます。
いかがでしょうか?
読み返してみるとやっぱりわかりにくいかも…。駄文失礼。
次回は仕上げについてです。
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なお、当方会社所属のデザイナーのため、背景製作等のお仕事は基本的にお受けしておりません。(時間的にとても出来ません…)どうぞご了承ください。
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