お絵描き、お出かけに関する日記およびイベントの連絡など
Posted by K,Kanehira - 2009.04.28,Tue
さて、先日ぐっだぐだの果てになんとかしあげた線画。
それをこれから縫ってみようと思います。
あと一週間、果たしてどこまで仕上げられるでしょうか(!?)
さておき、まずは描いた線画をスキャナーで取り込みます。
取り込んですぐはこんな感じ。かなり薄いグレーです。
(↑気分により、私目線のカメラ画像にてしばらくお送りします)
それをPhotoshopのレベル補正で黒いはっきりした線にします。
端のごみや汚れを丹念に白ブラシで塗り潰してゆきます。
最後まで線画を残す描き方をしている都合上、こういうのが残っていると、結構目だって絵の雰囲気を損ねてしまいますので、結構丁寧にとります。
で、その作業が終わったら...
それをこれから縫ってみようと思います。
あと一週間、果たしてどこまで仕上げられるでしょうか(!?)
さておき、まずは描いた線画をスキャナーで取り込みます。
取り込んですぐはこんな感じ。かなり薄いグレーです。
(↑気分により、私目線のカメラ画像にてしばらくお送りします)
それをPhotoshopのレベル補正で黒いはっきりした線にします。
端のごみや汚れを丹念に白ブラシで塗り潰してゆきます。
最後まで線画を残す描き方をしている都合上、こういうのが残っていると、結構目だって絵の雰囲気を損ねてしまいますので、結構丁寧にとります。
で、その作業が終わったら...
PR
Posted by K,Kanehira - 2009.04.07,Tue
以前線をおこしておいたものを、気が乗ったので練習がてらに塗ってみました。
前にアップしたこちらの絵の、キャラクターを削ったものです。
昼と...
夜です。
普段時間変更はあまり作らないのですが、Photoshopだと思ったより簡単にできて面白いですね。
皆様どちらがお好みでしょうか?
前にアップしたこちらの絵の、キャラクターを削ったものです。
昼と...
夜です。
普段時間変更はあまり作らないのですが、Photoshopだと思ったより簡単にできて面白いですね。
皆様どちらがお好みでしょうか?
Posted by K,Kanehira - 2008.11.21,Fri
どうも。
先日の線画に引き続き、彩色過程をご紹介。
まずべた塗り。建物と遠景及び手前地面、空の3つにレイヤーを分けています。
それぞれにざっくりと明暗をつけてゆきます。
さらに明暗をつけ、ハイライトも強く入れてみます。
ある程度空間が出来上がってきたら、それぞれのオブジェクトに色を乗せてあげます。
ついでに輪郭がはみ出したりぼやけたりしている部分をきれいに埋めてゆきます。
さらに質感を描き足します。
この場合は、Photoshop標準の丸ブラシのみで、透明度30~70%くらいを行き来しながら、微妙に周りと違う色を重ねています。
で、その上にコントラストの調整、模様の描きこみ、ハイライトのフレアー(画面端で光がグラデーションみたいになっている部分)を別のレイヤーで乗せて完成となります。
前回の遺棄区画のときに細かくやったので、今回は簡単にしてみました。
塗りだけの所要時間は、トータル十数時間といったところでしょうか。
ただ、この段階からでもさらに描きこめる部分が沢山あるので、どのあたりで完成とするか?というのは毎回迷う部分です。
というわけで、焼きいも日和のご紹介はここまで。
次の絵は、おそらく年賀状用のものになる予定。
さて、何を描いたものか...
先日の線画に引き続き、彩色過程をご紹介。
まずべた塗り。建物と遠景及び手前地面、空の3つにレイヤーを分けています。
それぞれにざっくりと明暗をつけてゆきます。
さらに明暗をつけ、ハイライトも強く入れてみます。
ある程度空間が出来上がってきたら、それぞれのオブジェクトに色を乗せてあげます。
ついでに輪郭がはみ出したりぼやけたりしている部分をきれいに埋めてゆきます。
さらに質感を描き足します。
この場合は、Photoshop標準の丸ブラシのみで、透明度30~70%くらいを行き来しながら、微妙に周りと違う色を重ねています。
で、その上にコントラストの調整、模様の描きこみ、ハイライトのフレアー(画面端で光がグラデーションみたいになっている部分)を別のレイヤーで乗せて完成となります。
前回の遺棄区画のときに細かくやったので、今回は簡単にしてみました。
塗りだけの所要時間は、トータル十数時間といったところでしょうか。
ただ、この段階からでもさらに描きこめる部分が沢山あるので、どのあたりで完成とするか?というのは毎回迷う部分です。
というわけで、焼きいも日和のご紹介はここまで。
次の絵は、おそらく年賀状用のものになる予定。
さて、何を描いたものか...
Posted by K,Kanehira - 2008.11.19,Wed
どうも。
今日は先述の焼きいも日和のクリーンアップ線画をご紹介。
この前段階のラフはこんな感じ。
線画作業までだと、まだ一部の商品ラベルの描きこみがなかったり、一部模様が無かったりしてますが、それは塗りだけで対応したほうが良いかな?と思ったのでそうしてます。
また、焼きいもマシーン上部左のレバーや、後部の棚の上においてある芋のぼよよんするオブジェなどは、作業の終盤に、急に思い立って追加したため、この段階ではまだ入っていません。
細かい部分ですが、そんな完成版との違いを見比べてみるのも一興かも。
塗り過程は次回に回します~
今日は先述の焼きいも日和のクリーンアップ線画をご紹介。
この前段階のラフはこんな感じ。
線画作業までだと、まだ一部の商品ラベルの描きこみがなかったり、一部模様が無かったりしてますが、それは塗りだけで対応したほうが良いかな?と思ったのでそうしてます。
また、焼きいもマシーン上部左のレバーや、後部の棚の上においてある芋のぼよよんするオブジェなどは、作業の終盤に、急に思い立って追加したため、この段階ではまだ入っていません。
細かい部分ですが、そんな完成版との違いを見比べてみるのも一興かも。
塗り過程は次回に回します~
Posted by K,Kanehira - 2008.11.17,Mon
Posted by K,Kanehira - 2008.10.27,Mon
Posted by K,Kanehira - 2008.10.24,Fri
こんばんは。
今日は以前アップしたふたつの街を例に、写真参考をどんな感じで使っているのかをご紹介。
ふたつの街の左側。
右側は特に写真参考を使っていないので割愛。
で、参考写真。
↑昨年春に、北九州は門司を歩いたときに見かけたお店。
きちんと手入れされた植木類がとっても印象的でした。
正面の建物の一階は、このお店に触発されてできたもの。
↑左手前の背の高い鉢植えなんかはそのまま描いてます。
手前地面と右側の建物参考。
建物はこれをベースにしながらも、絵中では凹凸を意識的に加えて、パースがつまり過ぎないようにしています。
木造なのに建物の背がたかいのは、この建物に触発されたから。
直接絵とは関係ありませんが裏側。
この建物を見て以来、絵のモチーフに木造日本家屋を取り入れることが多くなりました。
何かこう、くるものがあったんです。
と、こんな感じです。
当たり前に街中にあるものでも、ちょっと組み合わせを変えれば面白くなったりするんです。
では。
今日は以前アップしたふたつの街を例に、写真参考をどんな感じで使っているのかをご紹介。
ふたつの街の左側。
右側は特に写真参考を使っていないので割愛。
で、参考写真。
↑昨年春に、北九州は門司を歩いたときに見かけたお店。
きちんと手入れされた植木類がとっても印象的でした。
正面の建物の一階は、このお店に触発されてできたもの。
↑左手前の背の高い鉢植えなんかはそのまま描いてます。
手前地面と右側の建物参考。
建物はこれをベースにしながらも、絵中では凹凸を意識的に加えて、パースがつまり過ぎないようにしています。
木造なのに建物の背がたかいのは、この建物に触発されたから。
直接絵とは関係ありませんが裏側。
この建物を見て以来、絵のモチーフに木造日本家屋を取り入れることが多くなりました。
何かこう、くるものがあったんです。
と、こんな感じです。
当たり前に街中にあるものでも、ちょっと組み合わせを変えれば面白くなったりするんです。
では。
Posted by K,Kanehira - 2008.09.03,Wed
どうも。
さて、前回で大分雰囲気はできましたので、後はまだ描きこみ足りない部分に手を入れてゆきます。
ちなみに私はいつも、標準の丸ブラシだけを使用しています。
それを、最初の段階では不透明度と流量を薄め(各20~40%)で使い、仕上げの段階に移るにつれて強く、最後は70~80%くらいの強さにして、ぼやけている部分を締めてゆきます。
手を入れ終わった段階です。
で、これでも良いといえば良いんですが、せっかくなのでいろいろ効果を加えてみます。
その1;空気感と奥行きの付加
まず新しいレイヤーを作り、選択範囲などをうまく使いつつ、このような感じに塗りこみます。
木と塔に重なる部分ほど強く、端に行くにつれて自然なグラデーションをしている感じにします。
そして、リニアライトで透明度をうんと下げてやります。
その2 無理やり色味をくわえる
また新しいレイヤーを作り、このような感じに、グラデーションツールを使用して、ちょっと派手目な色で四隅に
のせてみます。
そしてこれを、オーバーレイで重ね、若干透明度を落として調整します。
それらを加えることで、一番最初にお見せした状態、完成になります。
一番目のものは、やはり中央のオブジェクトを目立たせ、より立体感と遠近感を演出するという点で、結構な効果があると思います。
また、二番目のものは好みが分かれるところだと思いますが、お手軽という点で、最近はうっすらとかけることが多いです。
どちらにもいえることは、やりすぎると、急に安っぽい感じになってしまう危険性もはらんでいるため、加減に注意といったところでしょうか。
さて、結構長々と続けてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
皆様のお絵描きに、爪の垢程度にでもお役に立ちましたら幸いです。
さて、次は11月のコミティアに向けて、秋らしい一枚でも描きますかな...
では。
さて、前回で大分雰囲気はできましたので、後はまだ描きこみ足りない部分に手を入れてゆきます。
ちなみに私はいつも、標準の丸ブラシだけを使用しています。
それを、最初の段階では不透明度と流量を薄め(各20~40%)で使い、仕上げの段階に移るにつれて強く、最後は70~80%くらいの強さにして、ぼやけている部分を締めてゆきます。
手を入れ終わった段階です。
で、これでも良いといえば良いんですが、せっかくなのでいろいろ効果を加えてみます。
その1;空気感と奥行きの付加
まず新しいレイヤーを作り、選択範囲などをうまく使いつつ、このような感じに塗りこみます。
木と塔に重なる部分ほど強く、端に行くにつれて自然なグラデーションをしている感じにします。
そして、リニアライトで透明度をうんと下げてやります。
その2 無理やり色味をくわえる
また新しいレイヤーを作り、このような感じに、グラデーションツールを使用して、ちょっと派手目な色で四隅に
のせてみます。
そしてこれを、オーバーレイで重ね、若干透明度を落として調整します。
それらを加えることで、一番最初にお見せした状態、完成になります。
一番目のものは、やはり中央のオブジェクトを目立たせ、より立体感と遠近感を演出するという点で、結構な効果があると思います。
また、二番目のものは好みが分かれるところだと思いますが、お手軽という点で、最近はうっすらとかけることが多いです。
どちらにもいえることは、やりすぎると、急に安っぽい感じになってしまう危険性もはらんでいるため、加減に注意といったところでしょうか。
さて、結構長々と続けてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
皆様のお絵描きに、爪の垢程度にでもお役に立ちましたら幸いです。
さて、次は11月のコミティアに向けて、秋らしい一枚でも描きますかな...
では。
Posted by K,Kanehira - 2008.09.02,Tue
Posted by K,Kanehira - 2008.08.30,Sat
どうも。
今回からは先日仕上がった線画に色を乗せてゆきます。
使用ソフトはPhotoshop CS2です。
まずその前に、スキャナーで線画を取り込みます。
このとき、できるだけ高い解像度(A4サイズで600~1200dpi)で取り込んでから、実際に色を塗るサイズ(今回は400dpi、通常300dpi以上であれば、印刷してもきれいになります)に縮小すると、よりきれいな線になります。
取り込んだあとにはレベル補正と丁寧なごみとりもお忘れなく。
そういった下ごしらえが終わったら、まず最初に...
全体の色調のイメージに近い色で、全体をべた塗りします。
この場合は、空の部分だけは分けておきたいので、そこだけくりぬいて塗りました。
そして次に...
グラデーションツールの円状に広がるやつで、なんとなく光の感じを入れてみます。
さっきよりは雰囲気が出たかと思います。
この絵の場合、光源が一箇所だけなので、考えるのは比較的楽でした。
で、ここから実際に塗ってゆきます。
最初に中央の木とモニュメントを、逆光で浮かび上がらせようとに考えていたので、そこからコントラストがはっきりするように手を加えてゆき、周りにも徐々にカゲとハイライトを同時に,面を取る要領で加えてゆきます。
こんな感じで、しばらくは単色で、空間ができるまで塗りこんでゆきます。
つづきます。
今回からは先日仕上がった線画に色を乗せてゆきます。
使用ソフトはPhotoshop CS2です。
まずその前に、スキャナーで線画を取り込みます。
このとき、できるだけ高い解像度(A4サイズで600~1200dpi)で取り込んでから、実際に色を塗るサイズ(今回は400dpi、通常300dpi以上であれば、印刷してもきれいになります)に縮小すると、よりきれいな線になります。
取り込んだあとにはレベル補正と丁寧なごみとりもお忘れなく。
そういった下ごしらえが終わったら、まず最初に...
全体の色調のイメージに近い色で、全体をべた塗りします。
この場合は、空の部分だけは分けておきたいので、そこだけくりぬいて塗りました。
そして次に...
グラデーションツールの円状に広がるやつで、なんとなく光の感じを入れてみます。
さっきよりは雰囲気が出たかと思います。
この絵の場合、光源が一箇所だけなので、考えるのは比較的楽でした。
で、ここから実際に塗ってゆきます。
最初に中央の木とモニュメントを、逆光で浮かび上がらせようとに考えていたので、そこからコントラストがはっきりするように手を加えてゆき、周りにも徐々にカゲとハイライトを同時に,面を取る要領で加えてゆきます。
こんな感じで、しばらくは単色で、空間ができるまで塗りこんでゆきます。
つづきます。
カレンダー
カテゴリー
最新コメント
[01/18 K,Kanehira]
[01/16 ゴマ団子]
[10/27 nl]
[10/22 K,Kanehira]
[10/21 faust]
最新記事
(05/08)
(05/06)
(04/30)
(02/15)
(01/31)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
K,Kanehira
性別:
男性
自己紹介:
趣味でイラスト描いてます。近代建築や生活美の感じられる街並み、つちのこをこよなく愛しています。デザインフェスタやコミティア等のイベントに出展したりもします。
お問い合わせなどありましたら
k_kanehira_fi★ybb.ne.jp
までお気軽にどうぞ。
(アドレス変更しました。★を@に入れ替えてご利用ください)
なお、当方会社所属のデザイナーのため、背景製作等のお仕事は基本的にお受けしておりません。(時間的にとても出来ません…)どうぞご了承ください。
お問い合わせなどありましたら
k_kanehira_fi★ybb.ne.jp
までお気軽にどうぞ。
(アドレス変更しました。★を@に入れ替えてご利用ください)
なお、当方会社所属のデザイナーのため、背景製作等のお仕事は基本的にお受けしておりません。(時間的にとても出来ません…)どうぞご了承ください。
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"