弁天湯を訪ねて～その2

さて、弁天湯後編です。
今度は裏側、普通お客さんが入れない部分をご紹介。





























銭湯のシンボル、でっかい煙突がそびえています。
これを内側から見てみると…

こんな感じに。




























敷地のスキマにすっぽりと収まっています。
見た感じまだまだきれいなのですが、、現在はガスでお湯を沸かしているため、使われなくなって久しいとのことでした。
ちなみに昔は、このてっぺんまで登って掃除をしていたとの事。
考えただけでもガクガクものです・・・



























中に入って、こちらはお湯を沸かしているお部屋。
中央の段差になっている部分の板の下に、ボイラーで暖められたお湯がたっぷりと入っているようです。
結構な熱気のため、洗濯物を干す場所としても重宝しているそうです。



























配電盤。年季が入っています。




















パイプ。写真には撮っていませんが、このような大小のパイプが床下を張って、先に掲載した浴槽まで送られていくそうです。




























非常にメカニカルな部分と、そうでない部分のギャップがたまりません。




















段の上に上ってみました。
この部分は普通に通路になっているようです。



























奥には部屋があって、今は物置として使われているようです。
この上には昔、マキでお風呂を沸かしていた頃に、職人さんが使用していた部屋もありました。



























さて、上った次は降りてみます。
この向こう側は…



























狭い部屋になっています。



























そう。ボイラー室です。
昔の窯に、ガスの温熱装置が取り付けられています。




























と、こんな感じでした。
当日はなかなか見られるものではないので、終始興奮しっぱなしでシャッターを切っていました。

ただ、老朽化はかなり進んでいるらしく、使用している機器も、もし致命的な故障に見舞われた場合は、建物ごと立て直さなければならないとのようで、次の代まで続けられるのかはわからないとの事でした。
でも、これからもできるだけ長く続けて欲しいなぁと強く感じました。


ちなみにこちらの弁天湯では、風呂ロックという音楽イベントを定期的に開催していて、浴場でライブが聴けちゃったりするみたいです（!!）。
お風呂場でライブ・・・想像しただけでも素敵です。
http://furorock.com/
開催が平日なのですが、そのうち有休をとって行ってみようと思います。

それでは。