大銭湯と百の階段の街～色塗り編その2

さて、大銭湯と百の階段の街、色塗り編の続きです。

まだパーツごとの明暗が適当で、立体感があまり出ていませんので、もう少し丁寧に立体を追ってゆきます。
こういうときに、下描きをしっかりしておくと楽だな～と感じます。



























左の建物中心に明暗をつけてみました。
ついでに遠景を少し青くして空気遠近感をつけてみました。



























さらにここから、物の色を配してゆく作業に入ります.・・・

まず目立つ部分から。銭湯入口の屋根や、右のコインランドリーの緑の屋根などに色を乗せてみました。



























さらに銭湯全体にに色を乗せて見ます。足元や窓、入口奥の灯りも大まかに色をおきました。



























地味ですが、右手前の階段の草や、ちょうど画面まんなかあたりの建物なんかも、少しずつディテールアップしています。
私の場合、作業中盤ではわりとまんべんなく手を入れてゆき、最後の仕上げで手前や目立たせたい部分を重点的に作業するようにしています。



























今度は右手前の固まりを一気に仕上げてゆきます。手前の鉄骨の抜きを表現したことにより、立体感が出てきました。



























というわけで、なんとなくそれらしくなってきましたが、次回で一気に完成までご紹介しようと思います。

それでは。