上海その２～上海影視楽園

どうも。

前の通りに次いで訪れたのがこちら、上海の郊外にある映画の撮影所。
一応一般公開されていて、自由に歩きまわれるとのことで、うろうろして写真をとりまくることに。





















すべてセットとのことなのですが、これがなかなかの完成度で驚きました。

大通りでまず目に入ったのが路面電車。実際に動いてました。





















南京大路という、いまでも上海中心部に存在する繁華街を再現しているそうです。
実物と比べると、結構スケールを縮めてはいるそうですが、なかなかの迫力です。
ちなみに下の白い部分は模様替えの作業中で、あとで通った時にはきれいに質感加工が施されていました。
たぶん撮影が近いんでしょう。




























店の中は基本的に空っぽだったり、もしくは大道具の作業をしていたりしました。





















立派な教会。





















大通りの向こう側にも結構通りが広がっていたのですが、奥の建物はほとんどハリボテでした。
撮影のときにそれらしく加工するものと思われます。





















雰囲気が変わって租界を再現したエリア。
いろんな洋館がぎゅっと密集して建てられています。





















ひときわ目立つこの建物の中は資料館になっていました。
掃除のおばちゃんが一人いた以外には中に誰もおらず、ちょっと不気味でした・・・





















並木道。いかにも映画のワンシーン、といった感じです。




























裏路地。馬車の車両部分だけおいてありました。





















路地の一角には昔の広告まで再現されていました。とてもよくできています。





















こちらはより古い町並みを再現したエリア。ちょうど撮影が行われていました。





















露店。奥のほうは売店だったようです。





















おまけ。入り口脇の駐車場の隅に、焦げたりさびたりした車両の残骸が山積みになっていました。
撮影で壊した車の成れの果てなんでしょうか．．．





















かいつまんで写真を並べただけでも結構な枚数になってしまいましたが、それなりに中は広く、早足でも一通り歩き回るのには二時間以上を要しました。
ただ、平日ということもあってか、客足は少なめでした。
撮影所、というともっとテーマパーク的なものをイメージしていたのですが、ただ公開されているというだけで、そういった要素や商売気みたいな雰囲気はほとんど感じられない場所でした。
ただ、セットはかなりよく作られているので、昔の上海の雰囲気に思いをはせるにはなかなかよい場所かなと思います。

それでは。次で一応最後の予定です。