旧き龍を追いかけて

描いてみました。年賀状絵です。
初日の出バックに龍追いかけてます。
追い抜けたら何かいいことがあるみたいですが、龍のほうがどうやら圧倒的に速いらしく、そうそう追い抜けないとの事。
基本年賀状っぽかったり、季節感のある絵を描くことが少ないので、今回はそれっぽくしてみました。

・・・あとすみません、龍の後ろ足は描き忘れです（汗）
（足元隠れるぐらいのサイズだったのを全体見えるように縮小したのでつい・・・）





















ちなみに、Pixivでドコモダケがいる！と言われたのですが、たぶんつちのこですね（操舵室に並んでいる二人の右下参照）。
うちの隠れキャラで、ここ数年内に描いた絵のいくつかには所々に仕込んであります。
よろしければ探してみてください。























今年もよろしくお願いします！

古代湖通り抜け（＋デザインフェスタ34ご報告）

描いてみました。

ちょっと季節はずれですが、晩夏の日陰にたたずむ、誰も訪れるものもない忘れ去られた遺跡湖・・・といったイメージです。

アーツラボの2012年カレンダーhttp://artslabo.net/p_web/top3.htmの8月にも掲載されています。

（各画像クリックで少し大きくなります）




















誰もいない場所・・・だったはずなのですが最近、ウマイシーラカンスなる幻の怪魚がいるらしいとのうわさからら、ちらほらと物好きな釣り人が訪れるとか訪れないとか。

これだけでかいと並みの装備じゃ釣れなさそうですが、お味のほうはウマイがついているだけあって、無印シーラカンスとは一線を画す絶品なんだそうです。























線画。サムネイルの大きさだと、つぶれてしまって何がなんだかといった感じにしか見えないのですが、色を塗った後にも線画を残すやり方だと、線画をこれでもかと描きこんでおいたほうが様になることが判明したので、線画の段階ではとにかくごりごり描きこむスタイルでしばらく続けています。























-------------------------------------------------------------------------

先日のデザインフェスタ34では、こちらのB０ポスターをメインに展示を行いました。
（都合により一部ぼかしています。ご了承ください・・・）










































イベント全体的にも大変な賑わいで、両日多くの方にお立ち寄りいただきました。どうもありがとうございました！

天井の星、夜の桜

描いてみました。

春の新作、桜Exhibition2011出展作品です。
季節柄、桜の花をはじめて描いてみました。夜桜です。



























イメージとしては、趣味人の蒐集部屋、といった感じです。
その庭に咲き誇る桜を、薄明かりでライティングしつつ眺めるという、贅沢なひと時を絵の中に切り取ってみました。春の夜の肌寒さと、ほのかな光の暖かさが伝われば・・・と思いつつ描いてみたのですが、いかがでしょうか？



























線画です。
小物の多い絵は、それぞれのデザインを考え、なおかつある程度の統一性をもたせないといけないので、考えるだけでも結構な時間がかかります。それはそれで楽しい作業ではあるのですが・・・（苦笑）


さて、次回の出展イベントは５月のデザインフェスタですが（コミティアは一回お休みします）、そこではこの絵の特大ポスターに加えて、シリーズ物の軽い作品を描きおろして何点か展示できればなぁと思っています。もう少し近くなりましたら、あらためてこちらで告知しようと思います。

古代炉と赤褐色の大工場

描いてみました。

街です。工場っぽいです。なんだかわけのわからないカタマリが聳え立っています。
いつももっと日本的な雰囲気や緑を画面に入れ込んで描いているのですが、今回は無意識のうちにこんな姿になりました。
真ん中の丸い部分がキモなのですが、右のカタマリとあわせて巨大なエンジンの跡．．．というイメージで描いています。きっと巨大な宇宙船でもあったんじゃないでしょうか。
手前の工場群と比べて、どれだけ大きいんだ！って話です。

ちなみに、ある女の子にこの絵を見せたところ、「龍みたい！」とのご感想。そういう見方も言われて見れば出来るのかも。あなたにはどういう風に見えるでしょうか？




























途中のラフ。この前にも大ラフを一枚描いています。
線画を消して描く方なら、ここからでも十分塗ってしまえるんでしょうが、線画に頼って塗ってるので、ここからさらにクリーンアップをかけます。



























クリーンアップ。毎回ラフからここに至るまでが一番しんどいです。
この段階ではこれ以上無いってくらいに描きこんだつもりだったのですが、色を塗ってみると意外とあっさり見える気も・・・デジタルのこわいところですね（笑）



























あと一月もすればそろそろ春の兆しが見えてくる、ということで、次は春がのほかに感じられるようなものを描いてみようかと思っています。桜Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ　２０１１にて初出の予定です。

それでは。

寄せ集め1号と歯車の工房

こんにちは。
コミティアも無事終わりましたので、今回の新作をご紹介させていただきます。

久しぶりに透明水彩を使って何か描いてみたい！という衝動に駆られて使ってみたのと、どうせ水彩で描くなら普段描かないものを描きたい。ということでついでにモチーフをロボットにしてみました。ですのでいつもの作品とは少し違った雰囲気に仕上がっていると思います。



























こちらが完成の状態です。



























画用紙に水張りした線画（写真）。



























そして水彩で塗りあがった状態。水彩だけでは完全に仕上げ切れなかったので、Photoshop で色を濃くしたりして結構加工はしています。

不慣れな画材での作業で、色作りすら中々思い通りにいかない部分もあったのですが、デジタルでの作業とは違って「描いている」という感覚を強く感じることが出来、描いていて非常に楽しかったです。
今回はA3弱の大きめサイズで描いたのですが、小さなものであればまた水彩で塗ってみたいです。

なお次回は年賀状にも転用できるイラストの予定。と言っても毎年干支とか正月らしさは全く無視しているのですが（笑）。
ではでは。

フリーハンドで

小さめのスケッチブックに描く機会があったので、こんなの描いてみました。
普段どおり0.3ミリのシャーペンですが、方眼なし、定規不使用です。






















なんとなく商店街。ちょっとファンタジー入った感じです。
・・・今まで定規なしなんて描けるか！と思っていたのですが、やってみたら何とか描けないこともないかな・・・と思ったり思わなかったり。でもやっぱり定規を使って描いたほうが楽だったり。描きながらそんな事を考えたりした今日のこのごろです。。
それでは。

中央駅・空中回廊

描いてみました。
5月のデザインフェスタで初出、Pixivフェスタ3で展示した作品です。



























↑
それぞれクリックで大きくなります
↓



























やたらと巨大な構造物の内側に都市が形成されていて、いろんなところに張り付くようにして生活しています。
で、あんまり上下左右に広がっているものだから、レールなんて敷いてられないや！ということで列車が空を飛ぶようになったんだそうです。・・・たぶんそんな感じの街です。

全体の雰囲気に、普段描いているのよりもSF色がかなり強めに出ているかな、という気がします。ちなみに依然描いたこちらの絵の場所から、ずっと都心に向かった先がこの空中回廊だというイメージだったりします。


なお、今回左側の広告の下地になっているいろんな模様は、Dryicons.com様のフリー素材を使用させていただきました。



























広告の平面図は後ほどアップしてみようと思います。
それでは。

どうにも…

最近仕事が忙しく、手も結構疲れ気味だったりします。
なのでこのようなものしか描けないのです。


























そろそろ次のイベントに向けた絵にも取り掛かりたいところです。
がんばるぞー。

除湿木

最近じめじめし始めたので、妄想を膨らませて描いてみました。

これからの季節には何かと活躍する除湿機．．．ならぬ除湿木。です。




























葉の部分からお部屋の湿気を吸い取って、水分を木の中に蓄えて、からっとして、かつ綺麗な空気を下の口より吐き出すというシロモノです。
さらに、木のところどころにくっついているくちばしが高速振動して部屋の湿気をすばやく吸収するという、急速除湿モードも搭載。いずれにしても無音で電源も太陽光なためとっても経済的。

・・・こんな除湿機があったら部屋においてみたいものです。

それでは。

大銭湯と百の階段の街～完成(壁紙つき)

さて、やっと完成しました。
大まかなところまではすでに大分前に作業を終えていたのですが、微調整で色々いじったので、結構日数はかかってしまいました（汗）。

ちなみにこの銭湯のデザインですが、玄関の屋根飾りなどはよくある伝統的な銭湯建築を模したものですが、、玄関の一部やその後ろの近代建築的な部分は、廿世紀浴場という、今はもう取り壊されてしまった銭湯をイメージして描いています。
その銭湯の事は取り壊された後に知ったので、実物は残念ながら見る事ができなかったのですが、銭湯としては非常に珍しい、アールデコ様式の洋風建築だったそうで、せめてもの追悼に（？）と、絵の中にイメージとして取り入れてみました。



























ちなみに今回、壁紙バージョンも作成してみました。
もしご入用な方がいらっしゃいましたら、こちらからダウンロードしてください。

1600×1200
1920×1200

（大きめのものばかりですが、大は小をかねるということでどうぞご容赦を．．．）

なお、この次は銭湯の中を描く予定です。こちらの方はいわゆる日本の銭湯…というよりはちとSF色の強い、より出鱈目な空間になりそうな気がします。５月のデザインフェスタには間に合わせる予定ですのでご期待いただければ幸いです。。
それでは。