ウイグル探訪その4 カシュガル老城（旧市街）

さて、前の記事の職人街に引き続き訪れたのは、こちらも市内の中心部に位置する旧市街。
近年耐震化を進めるため、古い建物を一斉に建て替えているとの事で、古い街並みがすでにかなりの部分壊された状態でした。
ただそれでも十分すぎるほどに見ごたえはありました。、そちらをまとめてご紹介しようと思います。

 

旧市街の表通りに面した一角。
このあたりの建物は新しくなっています。



















古い建物→日干し煉瓦
新しい建物→焼き煉瓦
となっており、下の写真のように目のかっちりしたものは焼き煉瓦の新しい建物です。



















カシュガル市内が一望できる小高い丘の上に位置しています。



















外周部の街並み。



















上の写真の位置から90度右を向くとこんな感じに取り壊されてしまっています。



















左手の建物は古い日干し煉瓦のようです。















































雑貨屋さんを表からのぞいてみます。




























モスク。こちらも新しそうです。




























こうやって見るとかなり高低差のある街だという事がわかります。そして非常に入り組んでいますので、慣れない人間が迷い込むと抜け出るのは中々骨が折れそうです。




























子猫！！



















こちらも取り壊し中。




























駄菓子屋さん。後で写真をアップにして眺めてみると気になるアイテムが色々。ちょっと寄って買ってみればよかった…


















こんな雰囲気の街並みが続きます。



























ナン屋さん。焼き立て頂いたら美味しいんだろうなぁ…



























こちらは非常に古い建物なんだそうです。




























ここも観光地ということで、中が見られるようになっている建物がありました。




























ストーブ。訪れたのは7月なので猛暑の中でしたが、冬は極寒なので絶対に必要なアイテムです。
























































昼間なので路地で遊んでいる子供たちの姿を多く見かけました。




























水くみで階段を上り下りするのも大変そうです…!





























旧市街、建て替え中という事でここ数年で昔の雰囲気がかなり失われてしまったそうです。五年前だったら全然違う風景だったそうで、中国全土を覆う開発ラッシュがこのような辺境にまで及んでいることを実感しました。
今回撮った写真にはあまり入っていないのですが、カシュガルも表通りになると中国の他の都市と変わらない近代的な風景が広がっています。
表通りと裏路地でまるで別の世界を歩いているような錯覚さえ覚えてしまう、そんな不思議な街でした。


続きます。